山西省、今年中に身障者10計画案を実行予定


 山西省民政部門によれば、今年、山西省政府は全省の身障者のための10計画案を実行に移し、党と政府の身障者に対する関心配慮を適切に具体化する予定である。

 先頃、山西省政府は身障者業務協調特別委員会を召集し、今年は身障者のための10計画案を具体的に実施することを確定した。第一に1300uの身障者総合健康回復センターの工事に着工する。第二に全省範囲で専門テーマの募金活動を展開し「山西省身障者支援プロジェクト」のための資金を調達する。第三に特別支出金200万元を配分し、中央特別支出金とセットにして、農村貧困身障者の倒壊危険住宅800戸を補修改造する。第四は省の宝くじ公益金からの特別支出金を手配し、特別貧困身障者の生活、学習及び健康回復を支援する。第五に機関及び省財政部から引き当てられた事業所への身障者就業保障金を財政部門が代理控除する。第六に省財政から貧困支援特別支出金500万元を手配し、農村貧困身障者の作付け、養殖及び農産物加工プロジェクトに使用する。第七に貧困身障者を政府貧困者支援範囲に組入れ同時実施すると共に、健康回復貧困支援貸付金、一般貧困支援貸付金、貧困支援財政資金及び社会的「支援、請負、連体、扶助」などの多くの形式による農村貧困身障者10万名救済を実施する。第八に集団就職、分散比例式就職、個人事業など多くの方式により、身障者7000名の職業安定を手配し、1万人の身障者に対して職業技能トレーニングを行う。第九に1万3000人の白内障患者に対して視力回復手術を施し、1000名の弱視者に対して視力矯正器を配り、443名の耳の不自由な子供に対して言語トレーニングを行い、1000人の四肢障害者、智力障害児童について健康回復トレーニングを行い、身障者のための用具を1万6000個提供する。第十に身障者事業に対するキャンペーンを強化し、「愛の歌」大型写真展示会を展開し、身障者デー活動を活発に実施する。

 山西省には計144万名の身障者がおり、全省人口の4%を占めている。各級政府及び関連部門の支援があるとはいえ、現在いまだにその60%が貧困ライン以下の生活をしている。

                          「チャイナネット」 2004/04/12