中国、チベットの道路総延長が4万キロ以上に


 チベット自治区道路管理局筋によりますと、2003年末までに、チベットでは道路の総延長が4万キロを上回ったとのことです。

 現在、チベットはラサを中心に、青海省とチベット、四川省とチベットを結ぶ国道及び14本の自治区クラスの道路を主幹とした道路輸送網を完全整備しました。チベットの農村においても、道路建設が大きく推し進められ、7割以上の農村に道路が敷設されています。現在建設中の青海チベット鉄道が完成すると、チベットには鉄道を主体に、道路、空路からなる近代化された総合的交通システムが形成される見込みです。

 なお、「世界の屋根」と呼ばれているチベットでは、新中国が建国される以前、道路と呼ぶのにふさわしい道とは、1キロほどのでこぼことした土の道一本だけでした。

                       CRIより 2004/4/13