呉邦国委員長、経済と社会の全面的で、
協調的かつ持続可能な発展を強調


 全人代常務委員会の呉邦国委員長は8日から12日にかけて中部の三峡ダム地区を視察し、「各地政府と部門は、経済と社会の全面的で、協調的かつ持続可能な発展を促すべきだ」と強調しました。

 呉邦国委員長は、視察期間に、四川、湖北と重慶の三峡ダム地区にある工場や鉱山、移住民区域、学校と農家を訪れ、ダム地区の経済と社会の発展状況や移住民の仕事や生活状況を調査し、地元政府の関連報告を聴取しましたが、呉邦国委員長はその際、「三峡ダムの建設はダム地区に容易には得られない発展のチャンスをもたらした。ここ数年、ダム地区の経済は長足な発展を見せた。ダム地区のすべての省や市は地元の資源の強みを十分に発揮し、経済の新しい成長点を育成し、特色ある経済を発展させ、影響力をもつ企業によるダム地区での投資企業設置を実現させ、また観光業を大いに発展させなくてはならない。また移住民プロジェクトの実施にも引き続き力を入れ、ダム地区の生態と環境の整備を強め、地質災害の防止を強化し、三峡ダム地区の水質資源をしっかり守らなくてはならない」と述べました。

                            CRIより 2004/4/15