曽慶紅氏、中日両国の善隣友好関係に
寄与するよう両国各界に期待


 曽慶紅国家副主席が、中日両国各界の人々が共に努力し、両国人民間の相互の理解と信頼を深め、新しい世紀での中日間の善隣友好関係を発展させるため新たに寄与していくよう期待しました。

 これは曽慶紅国家副主席が14日北京で、日中友好協会名誉顧問で、自民党元幹事長の野中広務氏の率いる日中友好協会全国代表団と会見したとき語ったもので、曽慶紅国家副主席が更に、「中日間の国交正常化以来、両国関係は大きな発展を遂げ、中日友好は両国人民に実在の利益をもたらした。我々は両国関係が発展を遂げたことを見て取ると同時に、両国間に存在する問題をも正視し処理しなくてはならず、特に歴史問題と台湾問題は両国関係の政治的基盤となる重要な原則的問題であることを認識するべきだ」と述べました。

 これに対し野中氏は、「日中両国の先駆者たちは日中友好の道を切り開いた。これからも日中友好の発展のため、引き続き寄与していく」と述べました。

                       CRIより 2004/4/15