北京、第1四半期の経済成長率13.8%に


 北京の第1四半期の経済成長率はこの10年で最高の13.8%を記録し、GDP(国内総生産)は886億9000万元に達した。

 高成長を支えた要因について、市統計局の于秀琴報道官は企業の収益向上、旺盛な需要、住民の収入増などを挙げた。業種別に見ると、第2・第3次産業が大きく寄与した。工業の貢献度は41%。自動車や石油加工、コークス・核燃料加工、化学原料・化学製品などが急速に伸びた。第3次産業では情報通信やリースビジネス、住民サービスなどの新興企業が急成長し、同産業全体の貢献度は57.1%。

 固定資産投資はオリンピック・工業・不動産関連を中心に36.5%増加した。個人消費は住宅や自動車、通信関連製品が好調。輸出も活発で、外資利用が加速された。

 都市部住民の1人平均可処分所得は4096.7元で、実質伸び率は9.6%。農村部の現金収入は2486.6元で、12.8%の増。

                            「チャイナネット」2004/04/15