甘粛省の第1四半期GDP、前年比12.9%の増


 甘粛省の経済は第1四半期に増加幅、成長率、質、収益ともに協調の取れた発展をとげ、関係者は「総体的にこの数年来で最高の状況となった」と評価する。

 同省統計局の樊懐玉スポークスマンによると、第1四半期のGDP(国内総生産)は277億5400万元に達し、前年同期に比べ12.9%増加した。

 同省の最重要産業は工業。基幹産業である工業が急成長するとともに、他業種の発展もけん引した。石炭やたばこ製品、非鉄金属製錬、圧延加工、石油加工、コークス製造、化学原料・化学製品などの伸び率はいずれも20%以上。

 同スポークスマンはまた、現段階では甘粛省は過度投資の兆しがなく、鋼材、アルミニウム、セメントなどの工業が成長しているが、過度の投資は存在していない。甘粛省の物価の総体的な上げ幅は依然として低い水準にあると指摘した。

                            「チャイナネット」2004/04/19