科学実験衛星2基を打ち上げ 西昌衛星発射センターから


 中国は四川省にある西昌衛星発射センターで18日、運搬ロケット「長征2号」に搭載された科学実験衛星2基の打ち上げに成功しました。

 実験衛星は「試験衛星1号」と「ナノ衛星1号」で、「試験衛星1号」は中国初の観測用小衛星として重さは204キロ、陸地資源の撮影と測量、地理環境のモニタリングと地図の作成に用いられます。また、「ナノ衛星1号」は重さがわずか25キロの微小衛星で、ハイテクによる探査に応用されることになっています。

 西安衛星追跡管制センターによりますと、2基の実験衛星はそれぞれ予定の軌道に乗ったとのことです。

                                  CRIより2004/4/20