唐家セン国務委員、中国は「台湾独立」を
絶対許さないと表明


 中国の唐家セン国務委員は、19日北京でアメリカの戦略と国際問題研究センターの総裁でありCEOであるハムレ前国防副長官と会見し、「中国は"台湾独立"を絶対許さない」と表明しました。

 唐家セン国務委員は、「中米関係を発展させることは、両国国民の根本的な利益と一致し、アジア太平洋地域と世界の平和や安定と発展にも役に立つ。中国政府は、"平和統一、一国二制度"という基本方針を堅持し、あらゆる努力を払い、平和的な形で台湾問題を解決したい。"台湾独立"を許すことは絶対ありえない。現在、台湾の情勢は、相変わらず敏感で複雑だ。アメリカ側は、特に注意し、台湾当局にいかなる誤ったシグナルを伝えないようにする必要がある」と述べました。

 ハムレ前国防副長官は、「アメリカ側は、台湾当局が台湾の現状を変えようと企む言行に反対しており、引き続き一つの中国という原則を堅持し、台湾海峡地域の平和と安定の維持に尽力する」と示しました。

                                  CRIより2004/4/20