メーデー連休中の国内旅行価格が急騰、過去最高に


 今年のメーデー連休(5月1〜7日)中の国内旅行商品は、連休前後の航空券価格の高騰、チャーター便の減少、鉄道のダイヤ改正などの影響を受けて、これまでの大型連休では最高の価格に跳ね上がっている。

 中国民用航空総局の航空券改革政策に基づき、一部航空会社のエコノミークラス料金が今月20日以降の便で25%の値上げとなるほか、来月10日以降は、全航空会社の全クラスの座席が値上げされる。正規料金が値上がりするうえ、メーデー期間中は格安料金が適用されないことから、「輸送コスト」が大幅に上昇する見通しだ。北京から上海への航空券の場合、連休中は通常より170元も割高になる。また民航総局はメーデー連休中、夜間便の運航を厳しく制限するため、旅行社が多用してきた夜間のチャーター便も利用しにくくなる。このほか、鉄道ダイヤ改正に伴い、旅行社側は新ダイヤに合わせてツアー日程を組み直す必要があるため、旅行商品の運営コストが増加している。

                           「人民網日本語版」2004年4月19日