国務院の温家宝総理は20日午後、北京・人民大会堂で、日本の橋本龍太郎元首相と会見した。

　温総理は、日本の経済界が長年にわたって中日両国の経済貿易協力に貢献してきたことを高く評価するとともに、両国が潜在能力を掘り起こし、互恵協力を拡大することを希望すると表明した。

　また温総理は「中日両国が『中日共同声明』などの3つの文書を基礎に、長期にわたって安定した善隣友好協力関係を発展させることは、両国と両国国民の根本的な利益にかない、かつ地域と世界の平和、安定、発展にも役立つ」と表明した。

　これに対して橋本元首相は「日本の経済界は中国との協力を非常に重視し、日中間の経済貿易協力の発展のために引き続き努力するだろう」と述べた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」　2004年4月21日