胡錦涛主席がWHO事務局長と会見


 胡錦涛国家主席は20日、世界保健機関(WHO)の李鍾郁事務局長と人民大会堂で会見した。同会見での胡主席の主な発言は次の通り。

 長年にわたりWHOと中国が進めてきた、きわめて効果的な協力を高く評価する。WHOが中国の衛生事業、とりわけ昨年の新型肺炎(SARS)対策での効果的な指導と援助に感謝する。

 WHOとの協力強化は、中国政府の一貫した方針だ。引き続き交流・協力を展開し、中国人民および世界各国人民の健康促進、国際衛生事業のたゆまぬ発展のために、相応の貢献を果たしていきたい。

 (台湾問題について)中国政府の原則的立場を重ねて言明する。同時に、中央政府は台湾同胞の健康と福祉に非常に関心を寄せている。「1つの中国」原則を基礎とした上で、積極的な措置を講じ、海峡両岸の医療衛生交流を推進し、台湾の衛生専門家が国際衛生分野での活動に参与することをサポートしたい。

                    「人民網日本語版」 2004年4月21日