中国、10年前後を費やし、法治政府の建設実現を目指す


 中国国務院がこのほど発表した「法に基づく行政実施の全面的推進要綱」によりますと、中国では、10年前後を費やし、法治政府の建設という目標を実現することになりました。

 この「要綱」は、法に基づく行政活動を全面的に推進し、法治政府を建設するには、憲法と関連法規に規定された責任を忠実に履行し、法秩序の統一と政令の疎通を確保し、公民、法人とその他の組織の合法的権益を保護し、行政管理の効率と事務実施での公正さと透明度を高めなければならないと決めています。

 この「要綱」はまた、各クラスの行政機関が行政管理を行うには、法に基づき合理的に活動をおこない、諸手続きの正当性をはかり、効率の高いメカニズムを確立し、信用を守り、権力と責任を統一しなくてはならないとしています。

                      「CRI」より2004/4/21