中国、国民の知的所有権意識の向上に努力


 中国国家知的所有権局の張勤副局長は21日、「知的所有権意識が高くないのは中国の知的所有権を侵犯する現象の主な原因だ。中国は知的所有権教育を強化させ、国民の知的所有権意識の向上に力を尽くしていく」と述べました。

 これは張勤副局長が、清華大学で行われたある知的所有権に関するイベントで述べたものです。清華大学、北京大学など中国有名な大学から200人ぐらいの大学生が今度のイベントに参加しました。国家知的所有権局、商標局、版権局の担当者は学生たちの関心に寄せているハイテク知的所有権の保護、特許権の申請などの問題について答えました。

 張勤副局長は、「中国は大学で知的所有権の課目を設けて、専攻によって、特許、商標、版権に関する知識を系統的に学生に勉強させる。中国は小中学校で知的所有権に関する授業をも行い、知的所有権の知識を普及させる」と述べました。

                            CRI 2004/4/22