中日韓の大学生、長白山脈の合同登山に挑戦へ


 中国・日本・韓国の大学生が今年7月、黒竜江省の長白山脈にある帽児山へ合同登山をすることになり、野外サバイバル訓練が10日間の日程でスタートした。中国国家教育部の責任者が20日、上海華東師範大学で合同訓練のスタートを宣言した。中国の大陸部・香港・澳門(マカオ)や、韓国、日本から集まった大学生数百人が多数の「探検グループ」に分かれ、各グループのコーチの指導により、野外サバイバル訓練の準備を完了した。

 同活動は、中国教育部が進める国家レベルの課題「高等教育機関の体育カリキュラムの開拓による、学生の心身の成長促進」の一環として実施される。課題の研究は2002年から始まり、これまでに帽児山のほか、神農架(湖北省)・大明山(浙江省)の3カ所が大学生野外サバイバル活動基地に指定されている。

                     「人民網日本語版」 2004年4月22日