中国衛生省、SARS・新型肺炎疑い例の発見を発表


 中国衛生省は22日夜7時ごろ北京で、「北京においてSARS・新型肺炎の疑い例が発見された」と明らかにしました。

 SARSの疑いがあるのは、北京市のある病院で勤務中の20歳の看護師だということで、この患者は今月5日から、寒気や発熱、咳などの症状が出て、7日に入院し治療を受けています。その後、19日、この患者の親族に発熱した人が2人出たことから、病院は直ちにSARS予防警戒症例として措置を講じています。

 現在、中国衛生省はSARS感染状況への監督と測定を強化するよう各地の衛生部門に要求しています。

                        CRIより 2004/4/23