上海で働く外国人が2万7千人に


 上海ガーデンホテルで販売課長を務める日本人・鈴木知道さんは先日、上海市労働社会保障局から6ケタの外国人就業証「000001号」を受け取った。上海で働く外国人が急増していることを示すもので、1996年5月1日に最初の就業証が交付された時には、わずか4ケタの「0001号」だったという。上海紙「文匯報」が報じた。

 今年第1四半期に新規交付された外国人就業証は2954枚で、昨年同期比25%の伸び。現在上海で働く外国人は2万7千人で、出身地はこれまでに世界136の国と地域に及んでいる。

 外国人の上海での就職をより便利でスムーズにするため、市労働社会保障局はインターネット上に専用サービスシステム「境外人員就業網上弁事」を開設。外国人が上海で就職する際に必要なすべての申請(外国人就業許可証書、外国人就業証の申請・有効期間更新・変更・年次検査・紛失届・移転・取り消し――など)が、オンラインで提出できるようになっている。

                     「人民網日本語版」 2004年4月22日