去年、中国貧困地区農民の収入増加率が
全国平均増加率を上回った


 関係部門の統計によりますと、去年、中国貧困地区の農民の一人当りの収入は前の年より5.8%増え、全国平均増加率より1.5ポイントを上回りました。これは、新世紀に入ってから初めてのこととなります。

 去年、中央と地方の各クラスの政府は貧困扶助への資金投入を増やし、合計でおよそ150億元を投入しました。今年、中央政府はさらに8億元多くの貧困扶助資金を追加することを決めました。

 中国では1980年代から大規模な貧困扶助活動を実施して以来、貧困人口が1978年の2億5000万人から去年年末の2900万人に下がっているとのことです。

                         CRIより 2004/4/23