中国経済は安定成長、7%予測


 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は24日、インタビューで、「中国経済は安定成長を維持し、大きな変動はないだろう」と発言した。

 周総裁は、「今年に入り、中国経済は引き続き高い成長率を維持し、投資、消費、輸出の成長は力強く、工業企業の利潤も大幅に上昇、企業家や消費者のマクロ経済に対する信頼感も引き続き高まっている」とし、今年の中国経済の成長目標を7%とする方針を示した。

 同時に、中国経済の成長が多くの課題を抱えていることも指摘。「一部業界や地域に過度な投資が集中し、インフレや就業、社会保障などへの圧力が高まっている」とした上で、こうした問題を解決する為、「マクロ経済の調整を重視し、改革、発展と安定の関係を適切に処理する必要がある」と話した。

                     「人民網日本語版」 2004年4月26日