北京在住の外国人児童、一般学校に入学可能


 北京在住の外国人児童はこれまで市政府が外国人の入学を認可した学校か、大使館職員子弟専用の学校などでしか学べなかったが、今年から居住地に最も近い一般の幼稚園、小中学校にも入学できるようになった。「学区外教育施設の利用費」の免除など、北京の戸籍をもつ児童、生徒と同等の待遇が受けられる。

 北京市教育委員会外事処によると従来、外国人児童の就学は(1)本国大使館が設立した在中国職員子弟の学校(2)外国人または外国機関が設立した外国人学校(3)市教育委員会が外国人の入学を認めた25校の学校――に限られていた。

 同教育委員会は市内のすべての小中学校、幼稚園に対し外国人児童を全面的に受け入れるよう求める通達を出している。入学希望児童は「北京市工作居住証」をもって手続きすれば入園、入学できる。

                    「チャイナネット」 2004年4月26日