中国、次世代の運搬ロケットの開発へ


 中国国家航天局の関係者は26日に、中国の運搬ロケットの全般的な水準を高めるため、コストが低く、信頼度が高く、推力が大きく、燃料の毒性と汚染がかなり抑えられた次世代の運搬ロケットの開発に中国が力を入れると発表した。これはある関係者が北京で行われている関連シンポジウムで述べたものである。関係筋によると、新世代の運搬ロケットの開発案がこのほど専門家に論証され、採択されたという。中国次世代の運搬ロケットが近地軌道を運行する際の最大運搬能力が25トンに達し、静止軌道を運行する際の最大運搬能力が14トンに達するものである。なお、中国はさらに積極的に通信衛星の開発に集中して力を入れ、今世紀の半ばまでに国際市場に進出することを目指しているという。

                          「CRI」より 2004/04/27