中国衛生省高官、「SARSの感染は抑制下にある」と表明


 中国衛生省の高強次官は27日、「現在、中国ではSARS・新型肺炎の感染状況が既に抑制され、中国はSARSの予防と治療をよりよく行う能力と自信がある」と示しました。

 高強次官はその際「安徽省と北京市のSARS感染についての報告を受けた後、衛生省はこれを直ちに全国に通報し、全国の予防と治療活動に全面的な配置を行うと同時に、WHO・世界保健機関、香港、マカオ側に最新の感染状況を通報したほか、中国赤十字会を通じて、台湾赤十字組織に通報した。WHOは中国のこうした透明で、公にSARSの感染状況を通報することを高く評価し、「中国の抑制措置は効果的なもので、重大な公共衛生事件をもたらすことができないものと信じている」と述べました。

 高強次官は更に「現在、感染は抑制され、拡大していない」と述べました。

                          CRI 2004/4/28