2004年中国北京国際合作社貿易商談会が開幕


 2004年中国北京国際合作社貿易商談会が26日、北京市の全国農業展覧館で開幕した。26の国と地域の企業約320社が、農産物・副産物・地方の特産品などを展示する。展示製品には、協同組合が長年供給販売を手がけてきた農産品のほか、農業資材、日用雑貨品、繊維製品、各種食品、軽工業製品、金具類、電気機械製品、事務用品、手工芸品などが含まれる。

 参加した海外企業数社は「中国の供銷社(協同組合)に属する企業の一部は、製品が高品質・低価格で競争力が強く、貿易協力を発展させる大きな潜在力を備えている」との認識とともに、供銷社の巨大な経営ネットワークを借りて、中国の広大な農村市場に自社製品を投入したい考えを示した。

 主催者側の説明によると、中華全国供銷合作総社は中国最大の経済協力組織で、都市と農村の物流を橋渡しし、国際貿易を展開する重要なルートで、現在の所属企業は5万4千社を超える。昨年の貿易総額は40億ドルに迫り、徐々に中国対外貿易の新しい支柱の一つになっている。

                    「人民網日本語版」 2004年4月28日