WHO専門家チームが安徽省のSARS対策を視察


 安徽省で新型肺炎(SARS)の感染例が確認されたことを受け、世界保健機関(WHO)と中国衛生部の合同専門家チームが28日、安徽省合肥市に到着した。現地のSARS対策を2〜3日かけて視察する。

 同チームは計7人で、WHOからインフルエンザ・疫病学・実験室の専門家各1人と通訳1人、衛生部から軍事医学科学院・北京市疾病予防抑制センター・中国疾病予防抑制センターの専門家各1人が参加している。

 視察の重点は主に(1)SARS感染者が勤務または見学した関係実験室の視察(2)実験室バイオセーフティの判定へのサポート(3)バイオセーフティ基準の制定に関するチェック(4)同省のSARS対策への技術的サポートと指導的提案の提供――に置かれている。

                    「人民網日本語版」 2004年4月29日