北京、2010年まで教育近代化を実現


 新華網北京4月27日発 (記者 李江涛)北京市は首都教育改革発展目標を制定し、2010年まで全国で真っ先に教育の近代化を実現する目標だ。

 記者が27日開催の北京市教育大会から得た情報では、全国で真っ先に教育の近代化目標を達成するには各クラス、各種類教育、とりわけ基礎教育の質は明らかに向上し、都市・農村教育格差は著しく縮小し、職業教育はさらに進歩し、高等教育水準はレベルアップに取り組み、学習型都市は初歩的に形成されており、教育の首都近代化建設における学習サービス能力、人材支持能力、知識貢献能力と国際競争能力も大幅に増強し、初歩的に社会主義市場経済と経済社会発展要請に応じる現代教育体制と教育システムを築き上げることをしるしとする。

 北京市は2010年首都教育発展事業発展目標、学校構図構造調整目標、学校経営条件建設目標、システム建設目標を打ち出した。そのうち、就学前三年教育の普及、全市義務教育就学率が99%以上、6歳以上の人口の平均教育年限が12年、従業員平均教育年限が12年以上、教育情報化水準が先進国水準に達する。

 2010年発展目標の達成を確保するために、北京市は今後数年間に青少年学生思想道徳建設、教育構図構造調整、人材教育、労働者素質の向上、基礎教育課程改革実験プロジェクト、高等学校教学の質と教学改革プロジェクト、高等学校知識革新と科学技術サービスプロジェクト、オリンピック教育サービスプロジェクトといった五大プロジェクトを遂行する予定だ。

                       新華網より 2004/4/29