6カ国協議作業部会、5月12日に北京で初会合


 外交部の孔泉報道官は29日、朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の作業部会の初会合を5月12日から北京で開催することを発表した。

 孔報道官によると、中国側は現在各国と緊密な連絡を取り、日程など具体的事項について調整を進めている。中国代表は寧賦魁・朝鮮半島問題担当大使が務める。他国の代表団リストはまだ到着していない。会議は釣魚台国賓館の芳菲苑で、非公開で行われる。

 会期について孔報道官は「初会合が非常に重要だという認識で各国は一致している。広範囲な議題について踏み込んだ討論が行われるため、閉会の時期は暫時決定せず、会議の進展具合を見て決定することにした」と説明した。また、今回の作業部会について「非常に開放的でなものとなり、各国がそれぞれの関心事、および討論すべき問題について、十分に意見を交わすことができるだろう」とした。(編集NA)

                      「人民網日本語版」 2004年4月30日