北京現代のエンジン工場が生産開始


 韓国自動車大手・現代(ヒュンダイ)グループの北京現代エンジン工場が28日、生産を開始した。総投資額は6千万ドル、敷地面積は2万1488平方メートルで、年産15万台が見込まれている。現在売れ行きが好調なソナタ・エラントラにキーコンポーネントを提供するほか、一部は韓国に逆輸出する予定だ。

 同工場は43台の専用加工機械と、自動生産ライン25セットを設置。現在のソナタ・エラントラだけでなく、SUV(スポーツ用多目的車)やMPV(多目的車)などの車種にも搭載可能な、排気量1.6リットル・1.8リットル・2リットル・2.7リットルのエンジンを生産する。すべての設備が国際入札で導入され、生産過程に手作業を全く必要とせず、オートメーション化のレベルは国内でも最高クラスだ。

                    「人民網日本語版」 2004年4月30日