中国、農産物の品質を先進国のレベルに引き上げる目標制定


 農業部筋が29日、中国は5年をかけて、食用農産物の無公害化生産を一応実現し、品質の安全指標を先進国のレベルにまで引き上げると発表した。

 この目標を実現させるため、中国は、全国範囲で農産物の基準化生産を実施し、農産物の産地の環境に対する観測をつよめ、工業廃棄物と都市の生ごみによる生態環境への汚染、毒性の高い農薬と飼料添加物の使用などを厳しく規制していくことにしている。また、中国は、『農産物品質安全法』をいち早く公布し、農産物の生産、加工、経営などを法的管理の軌道に乗せ、透明度の高い農産物品質安全情報の発表制度を徐々に確立し、大衆による農産物の品質監督を徐々に実施していくことにしている。

                          「CRI」より 2004/04/30