中国 公共交通機関の発展を加速


 中国建設省はこのほど企画を発表し、都市部の交通渋滞の状況を緩和するため、約5年間をかけて、中国の都市交通における公共交通機関の主体的地位を確立するよう全国各地に要求しました。

 この企画によりますと、各地はまず公共交通機関の専用道路システムの建設を強化し、公共交通機関の専用道路を設置し、画定すると共に、市民の交通の便を図るため、都市部で多くのバスターミナルを建設します。このほか、建設省はまた投入を拡大し、公共交通機関の駐車場の建設をも強化するよう各地に要求しています。

 これらの措置の実行を通して、5年後に、中国の主要都市では基本的に地下鉄やレール交通、バス、タクシーなどが共存する都市公共交通機関システムが形成され、都市交通機関における公共交通の比率が20%以上を占めることになっています。

                                「CRI」 2004/05/07