第1四半期、都市部の失業率は4.3%に


 労働社会保障部の8日の発表によると、今年第1四半期、国内都市部の就業人口が252万人増加し、年間目標である900万人増の28%を達成した。同時期の都市部の失業者数は810万人で、前年に比べ10万人増加し、失業率は4.3%となった。

 今年3月末現在、失業保険の加入者数は全国計1億202万人で、前年に比べ171万人減少した。失業保険金を受け取った人は446万人で、前年末に比べて31万人増加した。労働部門は今後さらに失業の調整や抑制を強化し、大学生向けの雇用対策を適切に進めるとともに、農村出身者への職業訓練プランを実施する予定だ。また、企業の人員削減の規範化や、大規模な都市で失業状況監視システム構築の模索を指導し、失業率の大幅な上昇を抑える方針だ。

                       「人民網日本語版」 2004年5月9日