来年実施の鉄道高速化、一部で時速200キロも


 鉄道部は、来年実施する第6次鉄道高速化で、一部路線の最高時速を200キロメートルに引き上げることについて説明した。

 鉄道部の劉志軍部長はこのほど開かれた全国鉄道工作会議で、「時速200キロメートルでの運行は技術的に可能で、経済的にも採算が取れるとの分析が出た」と説明した。中国の鉄道はインフラの条件が比較的良いため、必要な改修工事を行い、新型の車両を採用したうえで、高速化に伴う安全管理強化策を取れば、運行の安全が確保できるとしている。最高速度を時速200キロメートルに引き上げることで、旅行時間の大幅な節約や旅客輸送量の増加、ひいては経済的・社会的な効率アップにつながるとみられる。

                 「人民網日本語版」 2004年5月10日