OECD、中国は経済の軟着陸を実現できると強調


 OECD・経済協力開発機構は11日関連報告を発表し、「最近、中国経済にはいくらか過熱の兆しが現れれたが、軟着陸という目標は依然として実現可能だ」との考えを示しました。

 この報告は、「中国は投資を加速したことから、エネルギーの供給不足など現象が現れるようになった。これに対して中国政府はさまざまな措置を講じて、こうした過熱現象を規制している。より長期的な角度から見れば、世界経済の発展における中国の貢献度は、中国の経済改革が成功するかどうかで決まる」としています。

 この報告は更に、「中国経済の潜在的成長率は7%から8%と見られているが、、この成長率を維持するため、中国経済は持続的発展を必要としている」と強調しています。

 中国と他の国々との関係について、この報告は「日本、韓国、オーストラリア、アメリカ、それにアジアの経済の発展が立ち遅れている一部の国々は、中国の輸入激増から利益を獲得した」としています。

                              CRI 2004/5/12