全国政治協商会議の賈慶林主席は11日、北京・政治協商会議講堂で、日本の橋本龍太郎元首相ら「国際反テロ情勢と反テロ協力」シンポジウムに訪中して出席した外国側代表と会見した。

　賈主席は中国の反テロ問題における原則的立場を詳しく述べた後「われわれは、テロリズムの解決は、平和や発展と切り離せない問題だと考える。反テロと平和・発展という二大問題を結びつけて考え、テロリズムを誘発する社会的根源を取り除かなければ、積極的な成果を得ることはできない」と語った。

　橋本元首相は「シンポジウムに出席した専門家たちと反テロ国際協力について踏み込んだ話し合いができた。シンポジウムは予想された成果を得ることができた」と述べた。

　シンポジウムは中国国際戦略学会と何東国際関係問題学会が共催した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」　2004年5月12日