中国、37億元を投資して川蔵道路を全面改造


 中国の西南部の大動脈として安全な交通路を確保するため、中国政府は37億元を投資して、四川省からチベットまでの道路、いわゆる川蔵道路の全面改造を行います。

 関係部門によりますと、今度のこの川蔵道路の拡張と改築の重点は、路面と橋や道路の下の排水管の荷重能力を高めることや、車の通行条件を改善することなどです。工事は今年の6月から始まり、2005年に終了する見込みです。

 伝えられるところによりますと、川蔵道路はチベットを内陸と繋がるようにする初の道路で、長さは2400キロメールです。ここ数年、交通輸送量が激増していること、冬場には大雪、またその他土石流や崩壊で道が閉ざされるなどの原因で、これまでの路面ではもう経済発展の需要に対応できなくなっています。

                                 CRI 2004/5/13