1〜4月工業生産の特徴 ノートパソコン生産が倍増


 国家統計局によると、今年1〜4月、一定規模以上の工業企業(国有企業または年商500万元以上の非国有企業)の工業生産額は1億5700万元に上り、前年同期に比べ18.2%増加した。うち4月の工業生産額は4371億元(同19.1%増)だった。

 4月の工業生産には主に4つの特徴があった。

 (1)重工業の成長が軽工業を上回った。4月の重工業生産額は2945億元で前年同月比21.4%増加し、軽工業生産額は1425億元で同16.6%増加した 。

 (2)主要エネルギーや原材料製品、一部の人気消費財が、引き続き速めの成長ペースを維持した。4月には原炭生産量が前年同月比18.6%、発電量が同16.2%増加したほか、コンクリート生産量は16.8%、板ガラスは36%、粗鋼は20.6%、鋼材は23.4%、アルミニウムは20.2%、酸化アルミは14.8%、それぞれ増加した。パーソナルコンピューター生産台数は42.1%増加し、うちノート型パソコンが100.8%の伸びを示して倍増した。携帯電話端末の生産台数は65.6%の増加。自動車生産台数は34.6%増え、うち乗用車は42.6%の増加だった 。

 (3)工業製品の輸出引き渡し額が引き続き急速に増加した。4月の工業製品輸出高は2828億元で、前年同月比32.7%増加した 。

 (4)生産と販売のバランス水準が向上した。4月の工業製品販売率は97.24%に達し、前年度同月より0.16ポイント上昇した。

                    「人民網日本語版」 2004年5月14日