「核問題解決に長い道のり必要」外交部副部長


 北京で開かれていた6カ国協議作業部会の第1回会議が、5月15日午前に終了した。中国外交部の戴秉国副部長は釣魚台国賓館で、作業部会第1回会議に参加した各国代表団の団長と会見した。

 戴副部長は、「作業部会会議は6カ国協議の過程を深めていく重要な段取りだ。各国は今回、第2回6カ国協議の基礎の上で、率直かつ踏み込んだ討論を進め、問題を解決する新たな構想を模索した。共通認識が得られ、進展もあり、今後協議をさらに深めるために基礎を作り上げた」と表明した。

 戴副部長はまた、「核問題の解決に長い道のりが必要であることは疑いない。しかし、各国が誠意を持ち、十分な忍耐と十分な自信を引き続き保ちさえすれば、共通認識を絶えず拡大させ、和平交渉の過程を推し進めていくことができる」との考えを示した。

                           「人民網日本語版」 2004年5月17日