呉邦国委員長
「中国政府は外商投資への協力に更なる好条件を」と表明


 中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は17日、北京で日本オムロン株式会社の立石義雄社長を始めとする代表団と会見しました。その際、呉邦国委員長は「中国政府は、ゆるぎなく改革開放政策を実施し、外商が中国に来て投資し協力することに更なるよい条件を作る」と表明しました。

 また、呉邦国委員長は「中国の改革は中国人民に利益をもたらすだけでなく、外国企業にもチャンスを提供した」と述べると共に、現在、中日の経済貿易協力や人員の往来は歴史上どの時期よりも多く、中日双方はこのめったにない状況を大切にし、中日共同声明などの三つの政治文書に基づいてグローバルな、そして戦略的な面から中日関係を発展させる必要があると述べました。

 立石義雄社長は、「中国経済の急速な発展は外商にチャンスを提供している。オムロンは引き続き中国での投資を拡大すると共に、中国企業との協力において新しい分野を開拓する」と述べました。

                             CRI 2004/5/18