新疆、道路建設で農民・牧畜民の出入りが便利に


 今年5月に入ってから、新疆の天気が温かくなるにつれて、新疆ウイグル自治区では大がかりな道路建設工事がくりひろげられている。

 今年は、道路建設に投下された資金が最も多く、プロジェクト数も最も多い年となった。その中には、60本の西部に通じる道路と国道幹線道路、510の農村部道路建設プロジェクトが含んでおり、総延長は1万1670`となっている。90億元の資金が312、314国道などの西部に通じる道路と自治区の県と県の間の道路の改造及び道路中枢の重点建設プロジェクトに使用され、これらの建設工事が完成すると、新疆域内における80%の国道、自治区の道路が姿を一新することになろう。

 27万人の農民・牧畜民の出入りの不便を解決するため、自治区は今年さらに20億元を投入し、農村部において4000`の道路を新規建設または改善する予定であり、60の郷(鎮)および150の村の交通問題を解決することを目標としている。

 重点プロジェクトである自治区高速道路の路床建設も年末に全部完成することになっている。

                  「チャイナネット」 2004/05/18