中国外交部、
「アメリカが台湾のいわゆる『520就任式』へ代表団を
派遣することは、台湾海峡地区の安定に不利だ」と強調


 中国外交部の劉建超スポークスマンは18日行われた記者会見で、「アメリカが、台湾で5月20日に行われる予定のいわゆる『520就任式』に代表団を派遣することは、台湾当局に発した誤ったシグナルで、台湾海峡地区の安定に不利である。中国側はこのやり方に反対し、アメリカに厳正な交渉を申し入れた」と述べた。

 劉建超スポークスマンはその際、中国はアメリカが「一つの中国」の政策を堅く守り、中米関係の三つの共同コミュニケを遵守することや、台湾独立に反対し、台湾当局が一方的に台湾の地位を変え、独立に走る傾向に反対して、台湾問題を適切に処理することを堅持し、中米関係と台湾海峡地区の平和と安定を損なういかなることをもしないよう望んでいる」と語った。

                            CRI 2004年5月19日