WHO総会が閉幕 衛生部が衛生協力の覚書に調印


 世界保健機関(WHO)の総会である第57回世界保健総会(WHA)が22日、ジュネーブで閉幕した。6日間の開催期間で、エイズの予防・治療と道路の安全という2項目の決議、および飲食面での健康や運動・生殖面での健康という2つのグローバル戦略について討論と採択が行なわれた。

 中国衛生部の高強常務副部長は、同総会に中国代表団と共に出席した。高副部長は会議の期間に、WHOの李鐘郁総幹事と「衛生の協力と交流の強化に関する了解覚書」に調印した。中国が台湾当局のWHO参加の企図を阻止したのは、今回の総会で8回目。

 世界保健総会は、WHOの最高権力機構で、毎年5月中旬にジュネーブで1週間を期間とした全体会議が開かれる。

                      「人民網日本語版」 2004年5月24日