中国のチベット学者、活仏代表団の米訪問、歓迎を受ける


 中国中央民族大学の副校長であるシロニマ(喜饒尼瑪)教授を始めとする中国のチベット学者や活仏代表団は、23日午後アメリカのカリフォルニアでアメリカ教育界の人々と座談会を行い、チベットの地理、風土風俗、宗教信仰、政治状況などを紹介し、アメリカ側の歓迎を受けた。

 シロニマ副校長は「チベットはチベット族を主とした多民族地域で、チベットの住民は国家の統一的な指導の下に、高度的な自治権を行使すると共に、中央政府の援助を享有している。チベットの住民の宗教信仰は自由で、生活のレベルも絶えず向上し、教育体制も完備しており、1000余りの学校が建てられている」と述べた。

 アメリカの代表は、チベット学者や活仏と接触することにより、アメリカ人が本当のチベットを知ることができたとしている。

 中国対外文化交流協会が組織した中国チベット学者、活仏代表団は22日、ロサンゼルスに到着し、アメリカ訪問を開始した。

                             「CRI」より 2004/05/25