国務院の温家宝総理は26日、上海で開かれた世界貧困扶助大会(世界銀行主催)の開会式で演説し、中国政府の次の5つの主張を発表した。
(1)平和で安定した国際・国内環境の建設に努力する。
(2)公正で合理的な国際政治経済の新秩序を築く。
(3)先進国は発展途上国をさらに多くの援助をする義務と責任がある。
(4)発展途上国は発展の支点を自らの努力によることとすべき。
(5)国際組織は全世界の貧困撲滅事業でさらに大きな働きを発揮すべき。
温総理は「貧困を減らして撲滅するのは、経済問題だけではなく政治問題でもある。各国自身にとっての緊急の任務であるだけではなく、国際社会共通の責任でもある」と述べた。
「人民網日本語版」 2004年5月28日
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