内蒙古で埋蔵量4億トン超の油田を発見


 中国石油の長慶油田分公司はこのほど、内蒙古自治区の鄂尓多斯(オルドス)盆地南西部に埋蔵量で4億トンを超える規模の西峰油田が発見されたと正式に発表した。過去10年間に中国で発見された油田としては最大規模だ。

 隴東西峰での石油探査は注目を浴びつづけている。2001年10月19日には最初の試掘井となる西17坑井の掘削が完了した。3年にわたる探査の結果、2003年現在までに確認埋蔵量1億822万トン、推定埋蔵量2億316万トン、予想埋蔵量1億2383万トンの合計4億3521万トンが確認された。長慶油田分公司の専門家によると、西峰油田の石油探査は現在も続いており、確認された石油層の面積や埋蔵量はさらに増加している。調査地点の北西で石油を含む砂の層が新たに見つかったほか、石油層の本体が東北方向へ大きく広がっていることも分かっており、確認埋蔵量がさらに3千万〜5千万トン増加すると見込まれる。

                      「人民網日本語版」 2004年5月28日