王忠禹氏、世界各国のグロール化
プロセスへの平等な参画を提案


 中国全国政治協商会議副主席、中国経済社会研究会会長の王忠禹氏が27日、ジュネーブで世界各国はグローバル化プロセスに平等に参画すべきだと提案した。これは王忠禹氏が「経済社会理事会と関連国際組織」の年次総会で述べたもので、王忠禹氏はその際、「グローバル化プロセスは先進諸国と発展途上国が共同に利益を受け、共に発展していくべきものだ。グローバリゼーションの推進において、各国は平等に協議し、友好的に協力するという精神に基づき、人を中心に、公平な市場原則を制定し、且つそれを守っていく必要がある。また、持続可能な発展を貫き、各国の人々がそれぞれの特色のある発展の道を歩むことを尊重すべきだ」と語った。今回の「経済社会理事会と関連国際組織」の年次総会には、30余りの国や地域から代表が出席しており、主な議題は国際労働機関の「グローバリゼーションの社会影響問題に関する世界委員会」の提出した報告書を審議することになっている。

                           「CRI」より 2004/05/28