国内初の自家用ヘリ、陝西の実業家が購入


 陝西省咸陽市に29日午後、米国製のロビンソン・ヘリコプターA44型機が降り立った。同機は咸陽茂源集団取締役会長のラク小平さんが20万元をかけて操縦免許を取った後に購入したもので、中国初の自家用ヘリコプターだ。中国での自家用機の登録としても、最初のケースだ。

 ラクさんは昨年、広州白雲空港で1カ月以上にわたる厳しい訓練を受け、第3種飛行機の操縦免許証を取得した。その後、ヘリコプターを600万元で購入した。

 ラクさんはヘリコプターが咸陽に到着した後、専門のコーチと技師を招く予定だ。ラクさんがヘリコプターを自ら操縦したり、飛行クラブを発足させたりするほか、火災や犯罪対策、警戒活動などの緊急用に提供するとしている。ヘリ1機に必要な委託管理料や維持費用は、最低でも年間40万元。さまざまな消耗品の代金を加算すれば、年間70〜80万になる。

 (ラク小平さんの「ラク」は「各」へんに「隹」)

                     「人民網日本語版」 2004年6月1日