広西、4月の海外観光客が3.8倍増


 広西チワン族自治区が今年4月に受け入れた海外からの観光客は延べ11万600人に達し、昨年同期に比べ3.8倍増となった。観光収入は1億9000万元で、昨年同期比3.5倍増。観光客数と観光収入はいずれも昨年のSARS騒ぎの鎮静化後における初めての伸びである。

 観光客の国(地域)別を見ると、増加幅がもっとも大きかった国はマレーシアで、155倍増、タイ、韓国、台湾地区、シンガポールからの観光客の伸び幅は10倍以上、香港、インドネシア、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、ニュージーランドからの観光客の伸び幅は1〜9倍で、ベトナム、オーストラリア、日本、ドイツ、イギリス、オランダからの観光客の伸び幅は13.9%〜62.3%であった。観光収入から見れば、長距離バスによる旅客輸送が5.3倍増で、鉄道による旅客輸送、レジャー娯楽活動、通信関係収入も4倍以上増加した。商品、飲食品、航空、内陸河川の航行、市内交通、観光による収入は3.3〜3.9倍増であった。

                       「チャイナネット」 2004/06/02