「建築芸術―人類の遺産を守り、歴史文化都市に関心を寄せるサミットフォーラム」が31日、北京で開かれた。

　陝西省文物局の張廷皓局長によると、陝西省は新疆、甘粛、河南などの省・自治区と連携して「シルクロード」を世界遺産に登録する準備を進めているという。張局長は「もし陝西省が渭河南側の漢長安城と渭河北側の五陵原を合わせて申請すれば、登録成功の望みは大きい」と述べた。国家文物局世界遺産処の郭旃処長も、中国の一部の省・自治区が東南アジア諸国と共同で「シルクロード」を世界遺産に登録する申請の準備をしていることを明らかにした。郭処長は「世界遺産登録申請の多国籍プロジェクトは定数制限を受けないため、申告は比較的容易で、成功率も高まる」と話している。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「人民網日本語版」　2004年6月2日