東京で第10回中日経済シンポジウム開催


 第10回中日経済シンポジウム(人民日報社と日本経済新聞社の共催)が1日、東京・ホテルオークラで開かれた。今回のシンポジウムのテーマは「自由貿易加速時代の中日協力」。中国の温家宝国務院総理と日本の小泉純一郎首相がそれぞれシンポジウムに祝電を送った。小泉首相は2日、中日両国の主なシンポジウム出席者代表と会見する。

 今回のシンポジウムには中日両国の経済団体幹部、大企業上層部、学界有識者、企業家、学者の約200人が招かれた。

 中日経済シンポジウムは改革開放初期の1984年に始まり、人民日報社と日本経済新聞社が隔年でそれぞれ両国で開いてきた。これまでの20年間で共催は9回に及ぶ。シンポジウムのテーマは経済を主として、中国の政治経済のポイントおよび中日両国の経済貿易協力の話題に絞って討論を進めていく。国内外への影響も大きく、中日両国経済界の友好交流の重要な舞台となっている。

                      「人民網日本語版」 2004年6月2日