中国、障害をもつ孤児の健康回復を支援


 中国民政省の李立国次官はこのほど、「中国政府は現在、1つの計画を実施している。それは、各種の社会福祉施設に収容されている、手術を受けられる症状の障害をもつ孤児に対して、無料でその健康回復の手術を実施するものだ」と発表しました。

 李立国次官によりますと、今年から2006年までの3年間に、中国は障害をもつ孤児3万人に対し、回復の手術を実施する。この目標が実現できれば、現在、各種の社会福祉施設に収容されている、また、今後の3年間に新たに収容されるであろう障害をもつ孤児が手術を受けることで、回復ができるとのことです。

 伝えられるところによりますと、現在、中国の各種の福祉施設に収容されている孤児は5万人余りで、そのうち、障害をもつ孤児が半分を占めているとのことです。

                            CRI  2004/6/2