自転車の飲酒運転で違反チケット 罰金50元


 改正後の「道路交通安全法」が5月1日に施行された。北京市公安交通管理局は6月1日、非原動機付車の飲酒運転者への初めての違反チケットを発行した。

 河北省出身の張さんと王さんは1日昼、市内のレストランで食事を済ませて自転車で立ち去ろうとした時、パトロール中の警察に制止された。アルコール濃度測定の結果、呼気1リットル中のアルコール濃度は2人とも0.1mgを超え、「飲酒運転」と判定された。2人は食事中に清酒一本とビール十数本を飲んでいた。

 警察官は「道路交通安全法」第89条に基づき、2人をそれぞれ50元の罰金処分とした。「道路交通安全法実施条例」第72条は、道路で自転車、三輪車、電動自転車の飲酒運転を禁止すると規定している。

                        「人民網日本語版」 2004年6月3日