中国仏教の四大名山が提携 観光開発で協力へ


 中国の仏教四大名山――五台山、峨眉山、普陀山、九華山の代表はこのほど北京で、観光資源の総合的活用での協力を目指した「中国仏教四大名山連合宣言」に調印した。

 四大名山による提携は2003年末、峨眉山が「巡礼の旅」の営業や販売の共同運営を目指した発展戦略構想を提示したことが発端となった。四山は今年4月、「巡礼の旅シリーズ文化祭」を共同開催することを決定し、営業・販売を共同運営する機関が設立された。同文化祭は今後毎年、各山の持ち周りで開催され、営業販売戦略を共同で策定するほか、「巡礼の旅」をテーマとした広告やイメージシンボルを一般公募し、宣伝資料の企画や制作、観光ルートの共通パッケージプランを計画する。「第1回中国仏教四大名山巡礼の旅・峨眉山普賢文化節」は今年10月、峨眉山で行われる予定だ。

                         「人民網日本語版」 2004年6月7日